「型の外に三年」 角館きがた
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【「型の外に三年」角館きがた ブランディング・デザイン展 2020~2022】
仙北市角館にある木型製作所「角館きがた」の歴史とこれからを紹介する展覧会です。
「角館きがた」は、彫刻技術を生かした看板や、秋田の郷土銘菓の“もろこし”の木型、樺細工の仕込み型など木材精密加工を手掛ける、家族で経営する小さな製作所です。
45年の歴史のある「角館きがた」は、もうひとつの顔があり、国指定重要無形民俗文化財の「角館祭りのやま行事」の人形を作る製作所でもあります。
「角館きがた」創業者の父、佐藤正美さんと息子の佐藤励さんが築いて来た歴史を振り返り、これからの「角館きがた」ブランドを夢想する展覧会。
「型の外に三年」とは?どうぞ会場にてご覧ください。
〈コメント〉
私は、コテコテの具象彫刻家です。。これまで個展やたくさんのグループ展、公募展などを25歳以降毎年活動しています。日本最高峰の公募展「日本美術展覧会 日展」へも出品しているわたしですが、今回の展示は、彫刻展のような「作品を見てください」みたいな矢印を向けている感じの展示ではないです。。はっきりと。このような展示をするのも初めての試みです。いかに作家性の強い展示が少し乱暴なことなんだとも実感している今日この頃。。
では、どんな展示をするのだろう??
今回の展示のねらいは、
「角館きがた(佐藤励)をさらけ出すこと」がテーマなっています。
自分からの表現発信ではない。なぜかというとすぐカッコつけるからです。それでは自分をさらけ出すことはできません。客観的(澁谷さんの力を借りて)に表現し、私の全てをお見せする展示になると思っています。
佐藤励とはどういう人?。ルーツを掘り下げ自分を知った佐藤励の気持ちは?進むべき道を模索し迷いながら現在に至る自分を表現できればと思っています。自分が一番楽しい展示期間となればとワクワクしています。
そんな気持ちです。 佐藤励
12月3日(土)~12月11日(日)
11:00~18:00(最終日 17:00まで)
*5日(月)定休
入場無料
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角館きがた Website
主催:角館きがた
企画:澁谷デザイン事務所
〈主催・お問い合わせ先〉
有限会社 角館きがた
〒014-0341 秋田県仙北市角館町雲然荒屋敷184-13
電話:0187−55−4329/メール:kigata@kakunodate.com
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